色彩の知識はないけど・・・夏っぽくしたい!
こんにちは、グラフィック事業部です。
ジメジメとした梅雨の季節が過ぎ、いよいよ本格的な夏がやってきました!以前には『春』に合ったカラーパレットを紹介しましたが、今回は、色の専門知識がなくても夏のイメージを伝えるための簡単な方法をご紹介します。
夏をイメージするキーワードを色で表現してみましょう。夏といえば、ひまわり、ビール、海、太陽、夏休み、お盆など、ワクワクするような言葉がたくさんありますね。これらの言葉を色で表現してみましょう。
夏のイメージを一番効果的に伝えるカラースキームは、ビビットなカラーです。これは「力強さ」「鮮やかさ」「涼しさ」「さわやかさ」などの言葉にぴったり合うカラーです。前回紹介した「春」のカラースキームである「パステルカラー」の彩度を高めると、ビビットカラーに近づきます。
ビビットカラーとは、原色に近い色調で、イメージがあいまいなかたもいるかもしれません。簡単に言うと、春のカラーパレット「パステルカラー」の「白」を取り除いたようなカラーです。
彩度は、色の鮮やかさを示す要素です。色相、彩度、明度については別の機会に詳しく説明します。
夏のカラースキームは、ほぼ原色のビビットなカラーを組み合わせることで、夏の暑さと爽やかさを直接的に表現できます。ビビットカラーを使用すると、派手さが強調されますので、派手さを控えめにしたい場合は、少し白を加えてみてください。明るさを保ちながら夏のイメージを表現できます。
ビビットカラーをうまく活用して夏の「暑さ」と「涼しさ」を表現してみましょう。非常に目立つビビットカラーを使用して、夏の特徴を強調しましょう。
暑さを強調したい場合は「暖色系」のカラースキーム
涼しさを強調したい場合は「寒色系」のカラースキーム
この2つのカラースキームを組み合わせると、暑さと涼しさを同時に表現できます。暖色系の色の組み合わせや、寒色系の色の濃淡を活用することで、暑さと涼しさを効果的に表現できます。
色を見るだけでも、暑さと涼しさのイメージが膨らんできたのではないでしょうか?
異なる組み合わせを試して、夏のイメージをさらに表現してみましょう。例えば、「ひまわりのイメージ」や「海のイメージ」、「あさがおのイメージ」など、さまざまな組み合わせが考えられます。これはあくまでイメージに基づくカラースキームですが、簡単に夏らしいカラースキームを作成できるでしょう。
「春」のカラースキームと同様に、ビビットカラー同士の組み合わせや色調の調整を通じて、夏の特徴を表現できます。
夏にふさわしいのはやはり「ひまわり」です。前回は「さくら」がメインでしたが、今回は「ひまわり」を活用することで、より強烈な夏のイメージが生まれます。
あなたが日常で見かける広告やイラストは、ひまわり、青空、入道雲のような要素を含んでいることがありませんか?これらの要素は「夏」の定番イメージで、夏の特徴を直接的に伝えるのに最適です。
他にもストライプやドット柄などを取り入れると、さらに涼しさを表現できます。夏のイメージを伝えるための手間をかけずに、イメージが大きく変わります。もちろん、春のパステルカラーをうまく活用しても、夏の特徴を表現できますので、カラーの使い方のコツを掴んでみてください。
夏のカラーコーディネーションのいくつかの例を紹介しましたが、夏のカラースキームはまだたくさんあります。カラーを通じて季節感を表現し、人々に夏を感じさせてみましょう!
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